
中央線の特急しなのは揺れる。
久しぶりに乗っても、やっぱり揺れる。
振り子電車の名の通り。
子供の頃 名古屋の母の実家へいく時に乗った事を思い出す。
今思えば、車窓から近くの景色を見過ぎだったのではないかと思われる。
今も少し油断すれば、いらん酔いが襲ってきそうだ。
慌てて遠くを眺める!
そもそも、三半規管がだらしがないのかと思う。
海水浴で浮き輪に身を委ねて波に揺られているだけで、いらん酔いがまわってくるのだから。
せっかくの海水浴も台無しだ。
と、わたしのいらん酔いの話ではなく!
また、おひとりさまランクを上げた自慢話なの。ごめんなさい。
突然 岡山出張ぉ~!言われる
前日の夕方4時半に決まった岡山への出張
え~え~行きますわよ!
なんってったって社畜ですからっっ
喜んでーーー
しなの8号で名古屋まで出て
新幹線のぞみで岡山へ
5時間強の大移動
どうやらホテルが倉敷の近くらしい!
そんな急な事でも写真の事は忘れない笑
カメラ持って〜〜♪
ごめん倉敷って岡山県だったんだ。。。
ホテルに到着したのが夕方4時頃
明日の準備を済ませて、いざ!倉敷美観地区へ!
ホテル最寄り駅から一駅で倉敷駅へ
『この電車に乗れば倉敷駅に行けますか?』
などと、はじめてのおつかいのような事を
ホームにいた20歳前かと思われる金髪のお嬢さんに聞く潔さ!
電車の中で倉敷駅からの道順を検索していると
【案内をはじめます】
とiPhoneが話しだし
『ひぃ!』と小さな悲鳴を上げたわたしに
先程の金髪のお嬢さんが
『もし良ければ道案内しましょうか?』
と声をかけてくれた。
涙が出るほど嬉しいお言葉
道案内…ではなく
ひとり悲鳴を上げてしまった恥ずかしいわたしへの
ナイスタイミングなお声がけ
いくら、おひとりさまの高見へ!と言っても
そんな、おひとりさまは目指していない…
ありがとう!金髪ガール‼︎
iPhoneを見せながら
『駅から真っすぐ一本道みたいね!大丈夫そうです。
ありがとう!(1人にしないでくれて)←ココロの声』
と斜め上の心からの感謝を述べて
倉敷駅で金髪ガールとサヨナラをしました。
歩く事 10分弱
夕闇の倉敷美観地区
情緒溢れる街並みを
意気揚々とダメんずPENTAXと共におひとりさま闊歩する。
静か。。。。
6時半を過ぎたころだったかな?と思われますが
ほとんどのお店は閉店時間を迎えひっそりとした佇まいで
人通りも少なめでした。
そして...
50mm単焦点でイケるかと思いレンズ一本勝負に出たのが大間違い
こぉんなお写真しか撮れんかった 泣
もっとパキっと広めで撮りたかったーーー!
リフレクションもこの狭さ
お舟だって何だか分からない。
くらしき桃子って誰?
そして帰る。。。
倉敷に来た!!
という自己満足だけを胸に
かの有名な町並みを小一時間で後にしました。
おひとりさまの弱点
あ~ここまで長かった
ここからが自慢なの
観光地巡りやお写真撮りのおひとりさま行動なんて
今までだってやってた事!どーもないわっっ!!
ホテルそばで目をつけていた焼き鳥屋さんに
行きつけとか馴染みのお店とかでもなく
ただ、ふらりと入る...
もちろんカウンター
でも、おやじさん話しかけないで。
一人で静かに飲みたいの ププッ
変なの来たぞ~
待ち合わせか?
カメラ持ってんぞ
まぢ一人かよ?
泣くとかじゃねーだろーな
サラダとお豆腐と
焼き鳥を数本
そして、梅酒を一杯
決してお酒が好きなわけでもなく
本当に一杯飲めば十分なわたしで
お酒が飲みたいからではなく
『ひとりのみをした』という
自己満ステータスの為だけの行動
やってやったわっ!
誰か心許した人に褒めてもらいたい...
そんな時に『おひとりさま』の寂しさを感じる
あまのじゃく的 変な感情。
これが、おひとりさまの一番の弱点かもしれない。
『ねぇ 聞いて!』
これが出来ない事。
誰でもなく心通じ合うパートナーに聞いてもらって
褒めてもらいたい!
こんな子供みたいな感情が時々湧いて出てきて
わたしを弱くする。
...秋だなぁ~~
紅葉撮りにいこっ!